国営昭和記念公園のSNS運用伴走と、国営公園におけるソーシャルメディア活用のナレッジ共有

立川と昭島にまたがる広大な敷地に、四季折々の風景と植栽、文化施設を抱える国営昭和記念公園。桜・チューリップ・コスモス・紅葉といった季節の自然・花だけでなく、イベントや公園で働くスタッフの様子、フードメニューなど日々様々な情報発信を行っています。一般財団法人公園財団さまと連携し、Instagram・Facebookを中心としたソーシャルメディア運用の伴走支援を担当。本伴走支援は、まず昭和記念公園で運用の型をつくり、その知見を他の国営公園にも届けていくことを意図して始まりました。

運用体制の構築支援、業務のクリニック

昭和記念公園のスタッフの皆さまと打ち合わせを持ちながら、Instagram・Facebookアカウントの運用体制づくりを行いました。来園者から寄せられる写真・動画(UGC)の活用方針、撮影・投稿のタイミング設計、ハッシュタグ戦略、コメント返信のトーン――公園という空間の特性を活かした運用ルールを、現場の皆さまと共に整備しました。

「公園に行きたくなる」コンテンツ設計

SNSコンテンツの設計では、「何が見られるか」を伝える発信から、「自分も公園に行って体験したくなる」発信への転換を意識しました。

たとえば植物の写真も、花をアップにした撮影ではなく、訪れた人が「私もこの場所で、こんな構図の写真を撮りたい」と思えるようなカットにこだわっています。フードの紹介も、商品としての商品撮影ではなく、ベンチや木陰、テラス席で実際に公園の風景とともに味わうシーンが想起できるような画像を意識しました。

来園者がSNSを見たときに頭に浮かぶのが「きれいな写真だな」で終わるのではなく、「次の休みに行こう」「家族を連れていこう」「友達を誘っていこう」という具体的な来園動機につながること――それを起点にコンテンツテーマを組み立てました。

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他の国営公園とのナレッジ共有

昭和記念公園で蓄積された運用ノウハウを、他の国営公園へ届けるためのオンライン勉強会を実施。国営公園を運営する全国のスタッフの皆さまにご参加いただき、SNS運用の基本的な考え方、コンテンツ企画のフレームワーク、UGC活用の留意点、効果測定の見方などをお伝えしました。

公園という場所は、それぞれが地域の生活と観光の双方に深く関わる存在です。一公園のSNS運用が、他公園の運用改善にもつながるよう、再現性のある型として知見を共有することを心がけました。

公園は、訪れる方々の日常と非日常がゆるやかに交わる場所であり、情報発信もまた、その温度感に寄り添うべきものだと考えています。一過性のキャンペーンではなく、公園と来園者の関係を長く育てていくためのコミュニケーションを、現場の皆さまと一緒に育てていきます。

主催・連携先

委託元:一般財団法人公園財団さま
対象:国営昭和記念公園 ほか

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