「学ぶ」と「つながる」を、オンラインから日常へ~オンラインフレイル予防講座~
加齢や病気によって心身の活力が低下し、要介護になりやすい状態を「フレイル」と呼びます。早めに気づいて適切な対策を習慣化すれば、健康な状態に戻すことができる――フレイル予防の考え方では、「栄養・運動・社会参加」の3つをバランスよく実践することが鍵とされています。
しかし、コロナ禍以降、高齢の方々が外出や交流の機会を失い、フレイルが静かに進行しやすい環境が長く続きました。福岡市は「福岡100」の取り組みの一環として、自宅にいながら学べるオンラインフレイル予防講座を企画。Zoomを使った全10回の講座シリーズを、株式会社エス・エム・エスさまとともに運営支援。オンラインでのフレイル予防講座ならではの楽しみ方を様々な角度でのアプローチから発信し、ターゲットの興味関心の高い悩みや、楽しんで参加できるコンテンツを精査し、介護予防・フレイル予防をご紹介しました。
「自宅から、無料で、専門家から楽しく学べる」
講座は、ウェブ会議システムZoomを使用し、参加無料で実施。栄養・口腔ケア・運動・社会参加など、フレイル予防に役立つ専門性の高い分野から、各回ごとに第一線の講師陣をお招きしました。会場で開催される講座と異なり、福岡市内のどこからでも、グループでも一人でも参加可能。参加申し込みフォームの設計、講座当日のメール・LINEでのリマインド配信、アーカイブ動画の配信運用、よくある質問(FAQ)の整備など、参加者が迷わず受講できる仕組みを整えました。
全10回の講座プログラム
第1回「元気でいきいき!フレイルってなに?」(山田実氏・筑波大学人間系教授)を皮切りに、運動・栄養・口腔ケア・社会参加の各テーマで構成。栄養の回では、福岡女子大学客員教授・管理栄養士の村上祥子先生による「電子レンジで作るたんぱく質料理 サラダチキンとその応用」を実施。免疫力を高める6つの食材(たんぱく質・野菜・炭水化物・乳製品・酢・発酵食品)の解説から、電子レンジで誰でも作れるたんぱく質料理のレシピまで、自宅のキッチンですぐに実践できる内容となりました。運動の回では、福岡クローバーストレッチ代表の矢渡理奈氏による「心が弾む♪らくらく運動習慣づくり~人生100年時代を豊かに過ごすための貯筋運動~」を実施。座ったままできる運動から、日常生活に取り入れやすい運動習慣まで、無理なく続けられるプログラムが紹介されました。
「学ぶ」と「つなげる」
講座は単発で終わらせず、受講者が福岡市の通いの場「よかトレ実践ステーション」へ参加するきっかけになるよう、近隣の通いの場の情報も併せて発信しました。「オンラインで知識を得る」→「近所の通いの場へ足を運ぶ」→「人と会い、運動し、社会とつながる」という流れを設計し、フレイル予防の核心である「社会参加」へと自然に橋渡しできる構成としています。
主催・連携先
主催:福岡市
運営連携:株式会社エス・エム・エスさま
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